人は見かけによらないものだ

現在、地球上には約70億人もの人々が生活しており、日本だけでも1億2千万人という数の人がいます。その膨大な人口の中から「限りなく自分に近い人や運命的な他人と出会う」のは計算するまでもなく奇跡的な事だと理解できます。
自分自身や他人の姿を自分の目で見てみた時、本当にその人の人柄や性格が見通せるのでしょうか。自分はともかく、他人なら余計に見えてきません。「見た目だけで人の人格や性格的傾向が理解出来るのか」こう問われたらおそらく全員が「NO」と答えると思います。
正直、私自身も見えているとは言えません。人間というのは江戸川乱歩の小説に登場する怪人20面相みたいに仕事の時、家にいる時、眠い時、遊んでいる時々によってさまざまな表情、口調、人格などを見せます。例えば、ハンドルを握ると人格が変わってしまいますし、職場では威張っているけど実は家にいる時はおとなしい人だった、という話はよく耳にします。そんな私が特に興味を持ったのは他人という存在を知る上で「人柄や趣味について良く知らない他人がどのような音楽を好むのか」という事です。その事に興味を持ったきっかけはある事で衝撃を受けたのが理由としてあります。今まであまり話したことのない同僚に「どんな音楽を聴くの」と聞いてみました。おとなしく色白でやせ型の彼のイメージから「静かなおとなしい音楽、またはバラード系のしっとりとした音楽が好みなのかな」と予想していました。しかし、そんな彼が趣味とする音楽がアウトレットや若者向けのショップで流れているような最先端アーティストが手掛けるヒップホップ系の音楽だったのです。想像とは正反対、例えて言うと博多行きだと思って乗ったら青森行きの新幹線だった様な回答だったのでとてもビックリしてしまいました。「人は見かけによらない」という事を実感した瞬間でした。失恋したばかりの人とカラオケに行くと失恋ソングばかり選曲する傾向にあると言われますし、特別な事がない限り音楽は聴く人の心を写す鏡のように思います。しかし、音楽に限らず時として見た目とはかけ離れた趣味や人柄を持っている人がいる事も事実です。クラシック音楽を聴く人は協調性があり感受性が豊かであったりと思えたりするなど「人間とは趣味とする音楽を前にすると自分の心に嘘がつけなくなるものなのだ」とも思ったりしてしまいがちですが、ケースによっては例外もあったりするのです。私自身、ひどく落ち込んでいる時に明るい曲調の歌を聴いても全く癒されず、それどころかその歌を聴くと落ち込んでいた頃の心境を思い出してしまい、苦しい思いをしてしまいます。そういった経験から私は音楽とは「聴く人の心の内面を写す鏡だな」と思うようになったのです。音楽以外の趣味も人間のいろいろな面を写すものだと思います。人と接し、交わることで意外な驚きや色々な経験ができます。やはり人の性格や人物を理解するにはまず趣味とする音楽の傾向を聞くことが一番手っ取り早い方法と言えるのではないでしょうか。人とは見かけによらないものなのです。

ズバット車買取 評判 体験談

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です